や・く・そ・く する 僕はずっとここにいると

精いっぱいの愛を言葉にすることを 恐れず、怠らず。

連続ドラマW北斗 東京舞台挨拶

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何から言葉にしたらいいのか、

色んなことをいっぺんに感じすぎて

頭が、心が、付いていけていません。

 

優馬くんが身も心も捧げて死ぬ気で演じた北斗

それをついに、観るぞという緊張感

見届けなければという使命感

そんなものでいっぱいで

すごく身構えていたところに

 

 

中央扉が開いて出てきたのはシルバーのタキシードジャケットと黒の細身のパンツに身を包んだにこにこした優馬くんで

入るなり、わあ、となんだか会場の盛大な雰囲気に驚いたようでそれがとっても可愛くっていつもの優馬くんで

 

そして優馬くんが目の前に立ってくれて

 

キラキラした大好きなひとがすぐ近くにいて

 

なんてかっこいいんだろうと

 

幸せな感情が胸に溢れて

 

それ以外のことがぜんぶ頭からぶっ飛びました。

 

 

里親の近藤綾子役の宮本信子さん、

弁護士の高井聡一役の松尾スズキさん

監督・演出・脚本を手掛けた瀧本智行監督

皆さん揃うと

真っ赤なカーペットにすこしはにかんでいらっしゃるようでした。

 

そして後方のムービーカメラに目線を求められると

優馬くんが宮本さんと

「え、どれ?どれ?あれ?」って言い合っていて

それがとっても仲良さげで可愛らしくて

2人のやりとりが予告の綾子と北斗そのままで

微笑ましかった。

 

そしてステージへと移動の際

階段で宮本さんの手を引いてスマートにエスコートする優馬くん。素敵すぎる、、

ステージ上でも宮本さんと目を合わせて微笑み合うなど、インタビューで宮本さんを「本当にお母さんで。会いたいです。」と言っていた優馬くんのその気持ちを自分のことのように嬉しく感じられた。

 

最初の挨拶では

こんな風に大々的に観ていただけることが光栄ですと語った優馬くん。

 

オーディションのお話では、 

こんな作品に出逢えて本当に光栄で、絶対に北斗を演りたいと思って。取られたくない、負けたくないっていう思いが湧いてきて身震いするほど、凄く緊張して、緊張しすぎて台本のファイリングを落としたと話す優馬くん。

優馬くんにもそんな時があるのか、と正直驚き。

そしてそれを凄くゆっくり拾っていたと、余裕があるなあと思ったと明かす瀧本監督(笑)

そこでんふふ、と笑う優馬くんが

ただの優馬くんで。

ああ、優馬くんだ、って。

そして、監督が、優馬くんの目力に惚れた、半端なものは作りたくなかったから覚悟を問うて、こいつしかいないと思った、と。その言葉がほんとうに嬉しいと思ったし、そこで中山優馬に懸けてくれたこと、それは正解だったと胸を張って言えるし、ファンとして誇りでそして、有難い。

 

宮本さんも、重いけれど素敵な作品、優馬くんにこんな若さで瀧本監督とご一緒できて凄いことだと、良かったねと仰っていたのが印象的でした。

 

宮本さんについて、

「本当にお母さんで、、本当に、すごいお母さんだったんですよ。ごめんなさいね、2回同じこと言っちゃって」と言う優馬くん(笑)、優馬節炸裂(笑)(笑)

 

松尾スズキさんについて、
台本に何を書いてるのかと思ったら
監督の似顔絵だったそう。
しかもめっちゃ似てる!と。
松尾さん曰く、普段は詐欺師とか、シンナー中毒とか、そんな役ばかりだったのに、今回は真面目で遊ぶところのない弁護士役なので似顔絵でも書かないとやってられなかった(笑)とのことでした。笑
そしてクランクアップ後にお食事券を頂いたお話。美味しく頂きました、とお辞儀をする優馬くん。
優馬くんとは接見室でのシーンが長く、話すことが無くなってきて、歌手のCoccoに似てる、さかなクンに似てると言ったら「そうっすか?」と素っ気なかった、なんてお話も。

 

役作りについて、

宮本さん演じる綾子と優馬くん演じる北斗の親子愛の役作りは、たくさんお話をしたとのこと。それでお互い大好きになったのよね、ね、とふたりで向き合って微笑み合って、自然にできたのよね、ありがとう。ありがとうございます。と言い合う様子がとてもあたたかくて、絆を感じてほっこりしました。

宮本さんのクランクアップの時には、優馬くんが「お母さん、行かないで」と言ったそうで。

自分の母親にも言うたことないです、上京するかの相談でも「行っといで」「ばいばい」ってくらいだったのにと。

そんな宮本さんのクランクアップ後に4〜5日ブレイクがあり、そこから優馬くんは減量をスタートしたそう。固形物を口にせず液体だけ。部屋にはテレビも冷蔵庫も置かずケータイもなく、水と台本だけ。法廷シーン最後の2日は、法廷に立つ人間は普通眠れないだろうの思った監督に「中山、寝ないよなあ?」と囁かれ、「これは寝たらアカン」と思った、5分だけ寝落ちしましたけどと言う優馬くん、、その5分が逆にリアルで、鳥肌が立った。あんな過酷な撮影で、食べず、寝ず、だなんて。でも原作の描写でも確かに北斗は一睡もしていない。その境地へと歩み寄ったのかと思うと、、。

そして愛犬とも別居して。ドラマ撮影が終わって次の日にポスターの撮影があって、それが終わったら監督が愛犬を抱いてきたんです、夢を見ているんじゃないかって。涙が溢れました、と。。

すると監督、僕は全てが終わって号泣する準備は出来ていた、なのに優馬はニコニコしていて、で愛犬を連れてきたら涙を流して、どういうことだと、今でも納得がいかないとのこと。笑

ちなみにこの粋な演出、監督はやらされただけ(笑)だそうで、一体どなたの発案だったのだろうかという疑問。うーん、そう言いつつ実はやっぱり監督だったりして。

 

宮本さんがお話しする時には宮本さんをじっと見て、

松尾さんのお話をする時には松尾さんの方を向いて。

んふふ、と笑ったり、ひょこっとお辞儀をしたり、

観客の反応が薄い時には「え、みんな、寝てた?」といつもの調子で煽ったり。笑

ステージの上でくるくると軽快に動く優馬くんがとっても愛らしかった。と同時に、コントしている芸人みたい、と思ってしまう。笑

 

話題を変えて、

出会いと別れ、新生活のこの時期に

中山優馬くんに人生の大先輩方からアドバイスを、と司会の有村さんが促すと、

宮本さんは「そのまま、素直に真っ直ぐに進んでくだされば。」と仰って、

うんうん、本当に今の優馬くんで充分に素敵だから、そのまま真っ直ぐに進んでいってほしいですよね、と頷いていると

松尾さんは「僕はそのままでいいなんて言わない」「えっ」「これからのジャニーズを背負って立つ俳優だから、僕、プレッシャーをかけるよ。プレッシャーをどんどん感じて、大きくなってまた会いたい」

と仰って、これもまたうんうん、いやーそうなんだよ本当その通り、優馬くんはそんなポテンシャルを持った人ですよね、期待しますよねと頷いてしまった。

そして優馬くんは2人の板挟みに

「もう、僕、迷子です。笑」

このやりとりがとっても面白くて、可愛くて、優馬くんを2人で取り合ってるんじゃないかという構図にさえ見えました。

瀧本監督は、「優馬、英語、もうできるよな?」へらっととぼけて笑う優馬くん、「あのーあれ、ちょっと、耳の調子がおかしくなりました、聞こえへんかった。笑」監督は「約束しましたから。言葉の問題だけだよー。日本の俳優もいいけど、視野を広げて、世界に進出してほしい」ともの凄い言葉をかけてくださいました。

世界なんて、さすがに簡単じゃないけれど。

でも優馬くんの魅力を見出し、ポテンシャルを見込み、これからを確信し期待してくださっている、

大先輩の皆さまからの言葉たちがとても力強くて、うれしくてうれしくて、泣きそうになりました。

きっとこの北斗での出逢いを優馬くんはこれから幾多もの方向に繋げていくんだろうな。

このひとの可能性はほんとうに計り知れないと思う。

 

 

最後の優馬くんの挨拶。

「端爪北斗という人物の人生が描かれています。プロ集団の中に自分も参加させていただきまして、全身全霊、という言葉じゃ軽いんですが、全員が全力で作り上げた作品ですので、1話から5話、最後まで見届けてください。」

 

相変わらずこわばった表情?のスチール撮影(笑)のあと、

主演の優馬くんから一言。

「目を背けたくなる描写や辛くなる場面、あるとは思いますが最後まで見届けてほしいと思います。重い作品なので最後、明るく。

北斗、全部観てねっ♡!」

えええーっ。心の中で絶叫。いや声漏れてたかも。そう来るか!!!さすがすぎる、可愛すぎる、なにそれ、

これはもう、観るしかないですよ皆さん。

 

そんなに可愛く明るくお願いしなくたって、

優馬くんの覚悟を、尽力を知ったからには

大丈夫、全力で見届けるよ受け止めるよと、

もう私は腹を括っていたけれど。

でもまた更に色々なお話を聞かせていただいて、優馬くん直々にお願いされて、改めて、

『北斗 -ある殺人者の回心-』

この作品を、心の眼までしっかり見開いて、見届けたいという思いでいっぱいになりました。

 

 

そんな気持ちで迎えた、

ついに北斗を観る瞬間。

 

拘置所に居る北斗の瞳が、冷たくて、

まるで死んだように輝きを失っていて

それなのに何かを孕んだ

その視線から目が離せなかった。

 

あんなにキラキラと輝いた瞳で

レッドカーペットを歩いてきた人と

同じ人だなんて到底思えなかった。

どうやったらあの輝きを消せるのだろう。

なんて、なんて俳優なんだろう。

ぼんやりとそんな悲鳴が心に湧きつつも

観ているうちに、

そんなことも考える暇も隙もなくなり

北斗の壮絶な過去を共に旅した。

 

北斗のナレーションが切なく響く。

 

村上淳さんのお芝居がもの凄かった。

橋爪至高の言動に、存在に、

北斗と一緒に怯え、

いなくなると、

思い出したかのように、いつの間にか張りつめていた呼吸をして、握りしめていた拳を緩める。

 

些細なはずの音が強調されているのが印象的で、こわかった。

 

会場の皆が、息を飲んで観入っていた。

 

フィルムの世界に飲み込まれたようでした。

 

演じているのは23歳の中山優馬のはずなのに。

映像の中にいるのは中学生の北斗でした。

 

目のお芝居が圧巻だった。

 

結末を知っていても

どうか救われて、救われて、誰か、誰か助けてあげてと願わずにはいられなかった。

 

第2話予告で漸く、

里親の綾子と笑う北斗を見て

少しのその幸せに涙が出て

それなのにその後の予告で殺人を犯す北斗を見てしまうと

どうにもならない感情を胸に抱えて

息を詰めたような緊張感のままで

試写会を終えました。

 

5時間ぶっ続けで観たほうがよかったかもしれない。

それくらい、第1話のみを観ても、この作品がどこに行き着くのか、どう受け止めたらいいのかが掴めない。

WOWOWぷらすとで皆さんが口々にそう言ってらっしゃったのが今はよくわかります。

 

最後まで、最後の一瞬まで見届けたら、

一体何を思うのだろう、感じるのだろう。

楽しみに、見届けたいと思います。全力で。

 

 

16/03/2017

Ayana

※舞台上でのお話の時系列はいくつか入れ替わっていると思います